「英語をぺらぺら話したい」だけでは絶対に話せるようにならないたった一つ理由とは?

英語苦手系女子

英語がぺらぺら話せたらかっこいいなぁ!

英語苦手系男子

帰国子女のあの人みたいにかっこよく話したい。

こんなことを思ったことありませんか?

まこと

残念ながらあなたの夢は実現しません。

英語学習を始める多くの人が、ペラペラ話すことを目標にします。

しかし、ほとんどの場合、その目標は達成しません。

なぜ達成しないのかというと、理由は一つだけです。

目標が●●だからです。

この●●を意識すると、あなたの英語学習の目標は、驚くほど前進します。

というわけで今回は、この●●の正体を解説し、あなたも目標が達成できるようにまとめてみたいと思います。

目次

●●の正体は?

日本人のほぼ全員が「英語をぺらぺら話せるようになりたい」と思っているかと思います。

そして、その願望のほとんどは叶うことがありません。

そのたった一つの理由が、「英語がペラペラ話せるようになりたい」と言う目標が、

あいまいすぎて抽象的だからです。

「英語がペラペラ話せるようになりたいというのは、「足が速くなりたい」と言っているのと同じです。

足が速いというのも、

  • 短距離
  • 長距離
  • 100M走
  • マラソン
  • 3000M障害

どんな種目で、どのくらい速くなりたいのかによって、練習方法が全く違います。

英語苦手系女子

確かに、マラソン走る人が、100Mの練習しないもんね。

「ペラペラ話したい」という目標の一番大きな問題点は、その抽象性にあります。

「ぺらぺら」という表現自体が非常に主観的であり、具体的な基準や目標が不明瞭です。

例えば、「ぺらぺら」の定義は人によって異なります。

  • 日常会話がスムーズにできる。
  • ビジネスで契約が結べる。
  • 旅行に行った時に英語が話せる。

なんのことを指しているのかさえわかりません。

あいまいな目標は100%失敗する

英語コーチとして1000人以上の英語学習に関わってきましたが、こういったあいまいな目標を掲げている人は、100%失敗します。

目標があいまいだと、具体的に行動できなくなるからです。

目標自体があいまいだと、具体的な行動に落とし込めません。

具体的な行動が分からないと、人間は行動することができません。

つまり、勉強できない。

英語苦手系男子

じゃあ、どうしたらいいんですか?

まこと

目標を具体化して、数値化しましょう。

英語学習における目標を具体化する方法

「英語がペラペラ話したい」という目標は、とっても抽象的で達成できないことは、お分かりいただけたかと思います。

では、どのようにして具体化して、数値化していくのか。

そのためのコツが、

場面設定です。

英語苦手系女子

もっと分かりやすく説明して。

まこと

ペラペラ話している時、どんな場面を想定していますか?

「ペラペラ話したい」という時に、必ずどんな場面なのかをなるべく具体的にイメージしてください。

その場面が、あなたの目標になります。

例えば、

道で外国人に最寄り駅までの生き方を聞かれた時に、ペラペラと説明している場面を想像した場合。

それがあなたの目標となります。

その瞬間、あなたの目標がより具体的になります。

つまり、

「ペラペラ話したい」と言う目標から、

「外国人に道案内できるようになりたい」

というより具体的な目標を設定することができるようになりました。

まこと

ここまでくると、具体的に行動できそうですね。

英語苦手系男子

道案内の練習をすればいいってことだね!

結局、「ぺらぺら話せるようになりたい」という抽象的な目標は、具体的なイメージができず、行動にうつせないため、実際の学習プロセスにおいてはむしろ障害となります。

また、抽象的な目標だと、

  • どのような教材を使うべきか。
  • どのスキルに焦点を当てるべきか。
  • どの程度の時間を投資すべきか。

など、効果的な学習計画を立てることができなくなります。

英語苦手系女子

でも、具体的な目標を決めた後は、何をしたらいいの?

具体的な目標を決めた後のことも解説していきます。

目標を数値化してみる

まこと

次にすることは、目標の数値化です。

英語苦手系女子

数値化って何やねん。英会話って、数値化できないじゃん。

具体的な目標が決まったら、その目標を数値化してみましょう。

ただ、「TOEICで600点とる」などのように数値化できる目標と「道案内ができるようになる」のように数値化できない目標があります。

そんな時に必要なのが、

行動目標

です。

「道案内をする」と言う目標を立てたなら、

3分の道案内の英文を、毎日30分音読する。

これで、毎日達成できたかどうか、判断できるようになります。

数値化しにくいあいまいなものほど、行動目標にして、あなたの努力を可視化すると、達成感を味わうことができます。

数値化できないと改善できない

私が、目標を具体的にし数値化することを推奨しているのには理由があります。

具体化して数値化しないと、改善できないからです。

英語をぺらぺら話したいという目標の場合、改善すべき点が全く見つかりません。

ペラペラ話せたか、話せなかったかの二択になり、改善することができません。

つまり、いつまでやっても成長を感じられずに、やがて挫折してしまいます。

これが、

「英語で道案内をできるように」、3分のスクリプトを1日に10回音読する

と言う目標にすると、

学習したその日に達成できたのかが分かるので、翌日には改善できます。

まこと

こうやって、日々改善していくからこそ、成長できるんです。

逆に、毎日改善して学習することにより、あなたの努力を具体的に可視化でき、達成感を味わうことができます。

英語苦手系男子

モチベーションが続きやすいってことですね。

まとめ

「英語をぺらぺら話したい」だけでは絶対に話せるようにならないたった一つ理由がお分かりいただけたかと思います。

目標は徹底的に具体的にし、数値目標を決める。数値化できないものは、行動目標として数値化する。

これだけで、あなたの英語学習がとってもすっきりし、充実するはずです。

私のコーチングでは、こうやって数値化した後に、

  • どんな学習を、
  • どのようなペースで、
  • いつまで続けるのか、

というところまで考えています。

より具体的に行動できるので、安心して頑張ることができます。

ここらへんの話は、また別の機会にまとめてみたいと思います。

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